ガソリン燃料基礎知識
レギュラー・ハイオク・軽油の違い|間違えたらどうなる?
投稿日:2026年4月3日
3種類の燃料の基本的な違い
ガソリンスタンドには主に3種類の燃料があります。
| 燃料 | 色(ノズル) | 価格目安 | 対象車 |
|---|---|---|---|
| レギュラーガソリン | 赤 | 基準値 | 一般的なガソリン車 |
| ハイオクガソリン | 黄 | +10〜20円/L | スポーツ車・高級車など |
| 軽油(ディーゼル) | 緑 | −20〜30円/L | ディーゼル車 |
レギュラーガソリン
最も一般的な燃料です。オクタン価89以上(日本規格)のガソリンで、一般的な国産乗用車のほとんどがレギュラー指定です。
車のガソリンキャップや給油口付近に「無鉛」「レギュラー」と記載があります。
ハイオクガソリン
オクタン価96以上の高品位ガソリンです。主な特徴:
- ノッキング(異常燃焼)が起きにくい:高圧縮エンジンに適している
- 洗浄剤配合:エンジン内部のデポジット(汚れ)を洗浄する成分が含まれる
- 価格が高い:レギュラーより10〜20円/L高い
ハイオク指定の主な車種:欧州車・スポーツ車・一部の高級国産車
軽油(ディーゼル燃料)
ディーゼルエンジン専用の燃料です。ガソリンとは全く異なる仕組みで燃焼します。
軽油の特徴:
- 自然着火(圧縮着火)方式
- レギュラーより安い
- トルクが強く、燃費が良い傾向
- SUV・トラック・輸送車に多く使用
間違えて給油したらどうなる?
レギュラー車にハイオクを入れた場合
基本的に走行に大きな問題はありません。ただし高価なハイオクを入れても性能向上は期待できないため、コストの無駄になります。
ハイオク指定車にレギュラーを入れた場合
現代の車はノックセンサーが搭載されており、レギュラーでも一時的には走行できます。ただし:
- 点火タイミングが遅延してパワーが低下
- 長期的にはエンジンへのダメージが蓄積する可能性
- 次回からはハイオクを入れるように戻しましょう
ガソリン車に軽油を入れた場合(最も危険⚠️)
絶対に走行してはいけません。
- エンジンが始動しない、または異常燃焼
- 燃料ポンプ・インジェクターへの深刻なダメージ
- 修理費が数十万円になるケースも
対処法: 給油直後に気づいた場合は、エンジンをかけずにガソリンスタンドのスタッフに相談。走行してしまった場合はすぐに停車してロードサービスを呼ぶ。
ディーゼル車にガソリンを入れた場合
軽油車にガソリンを入れるのも危険です。
- 潤滑性能の低下により燃料ポンプが損傷
- エンジンへのダメージ
- 気づかず走行すると修理費が高額になることも
対処法: ガソリン車への軽油混入と同様、エンジンをかけず即座に対処。
燃料の見分け方
- 給油口キャップに燃料種別が記載されている
- メーターパネル付近のステッカーや刻印を確認
- 取扱説明書に必ず記載されている
- ガソリンスタンドのノズルの色で判断(赤=レギュラー、黄=ハイオク、緑=軽油)
まとめ
燃料の入れ間違いは修理費が数十万円になるケースもあります。給油の際は必ずノズルの色と自分の車の燃料種別を確認してから給油しましょう。迷った場合は給油前にスタッフに確認するのが最も安全です。
ガソリン代計算ツールでは、燃料種別ごとの価格差を考慮した計算ができます。
※ 本記事の情報は執筆時点(2026年)のものです。税額・料金等は法改正・市場変動により変更される場合があります。最新情報は国税庁・各都道府県・各社の公式サイトをご確認ください。本記事を参考にした結果生じた損害について当サイトは責任を負いません。